日本料理は、季節感や新鮮な素材の持ち味にこだわったヘルシーなメニューが特長です。、食の西洋化が進んでも、DNAレベルの記憶は絶ちがたいようで、このところ国内でも日本料理が見直される機会が増えています。
海に囲まれた島国なので、魚介類や海産物が豊富なことは、日本料理の背景として忘れることはできません。外人にとっては、日本料理の代表的なものというと、寿司や天ぷら、そばなどのようですが、これらの料理には、調味料である醤油や味噌が欠かせません。
日本料理でも本格的なものとなると、茶会の懐石料理、宴会でおなじみの会席料理が思い出されます。これらのメニューには、共通の基本があって、それは「一汁三菜」という組み合わせです。一汁三菜を基本して、吸い物、刺身、焼き物、煮物などで構成するのが、伝統的な日本料理です。
さらに、かしこまった、正式な日本料理は本膳料理と呼ばれて、食事作法だけでなく、料理の作法まで事細かな決まり事があります。
宗教的な背景を持つ、野菜中心の精進料理は、油をあまり使用せず低カロリーであることから、ダイエットにはげむ若い女性にも好評です。
現在日本料理は、日本国内にとどまらず、海外においても、健康によい食事として評価されています。何千年と培われた和食文化ではありますが、どうやら日本人は、新しい食材や調理法をこなす力があるようで、たとえば、牛丼や肉じゃがなど、味付けに醤油や出汁、みりんなど日本特有の調味料を用いて、新しい食材を日本人なりに消しています。
一方、牛肉を食べる習慣は「薬食い」と言われ、江戸時代以来、130年以上の歴史があるにも関わらず「和食」と呼べるかどうかは疑問、という判断も存在します。
しかし「スキヤキ」や「牛丼」も日本独特の「日本料理」ですし、カレーライス、ラーメン、イタリアンスパゲティなど、元々の料理とはかけ離れた、日本独特の料理となってあり、今となっては、どれも「日本料理」「和食」と呼んでも良いのではないでしょうか。
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